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zoom RSS おりづるの「個別支援計画」

<<   作成日時 : 2010/02/09 11:12   >>

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今回はちょっとマジメな話・・・

 障害福祉の事業所では、「個別支援計画」を作成することになっています。
  一人一人の仲間に対し、
「こういうことを目標にしてがんばりましょう。私たち職員はこうやって応援します」
ということを文書にまとめるものです。

 おりづるでは、個別支援計画を半年に一度振り返ります。
    「この支援は仲間にとってどうだったか(わかりやすい支援ができたか?)」
   「この目標は仲間に的確だったか?」
などを担当職員が考え、作業室グループで検討し、まとめていきます。

 現在は、2009年10月から現在までの振り返りを行っています。
 それが終わると来年度の目標の検討が始まります。
 そのために、年度末は仲間の聞き取り調査(アセスメント)もあわせて行います。
  このときに大切にしているのは、
   「仲間の意見に評価や批判をしない」
   「仲間の発言をすべて書き取る」
ということ。

 アセスメントの基本だし、言葉にすれば当たり前で簡単そうですが、これが意外に難しい。
 仲間から出てくる言葉を一言にまとめるのではなく、
   「えーっと」とか、
   「(ぶつぶつ)」といっている言葉、
   そのときの「表情」
と、すべて見ながら、それらを紙に書きとっていきます。
 仲間がじっと見つめているので書く方も緊張します。

 でも、仲間とゆっくり向かい合いながら、話を聞くと、
いつもの仲間の姿だけではわからないことに出会います。
  言葉で伝えることの苦手な仲間が全員の名前を漢字で書いたり、
  将来の夢は「結婚したい」と言う人がいたり(ふだんそんなことは一言も言わないのに!)
  他の仲間に関心が薄いと思っていた仲間が「好きなのは○○さん、苦手なのは△△さん」とすっと言ったり

 「へー、こんなことを思っていたんだ」と驚かされることが多いのです。
 だから職員には、
  アセスメントには「ゆったりと時間をとって」
   「集中できる場所で」
ということをお願いしています。

 ふだん、ばたばたしている職員が、ゆっくり自分に向き合ってくれる・・・
という安心感が、仲間の気持ちを引き出すことにつながるのではないかと・・・
 でも、私の担当している仲間は、ほとんどが「おしゃべりが苦手」・・・
と、毎年どうやって気持ちを聞き出すか悩み、苦労しています。

 振り返りのあと、来年度の目標を立て、 仲間とご家族に「個別支援計画書」を説明し、お渡しします。
 その「個別支援計画書」はA4サイズ1枚。
 その一枚にまとめるために、約3か月間、職員は振り返りと検討を繰り返します。
 でもその作業を時間の無駄とは思いません。
 職員も「大変!!」「時間がない!!」とは言っていますが、
「面倒くさい!!」 という人は一人もいない(はず?)です。

  「この作業を通して、仲間にどう関われば良いかが見えるようになって、実践のブレがなくなった」
と言う職員がいました。まさしくそのとおり!!

  「個別支援計画書」は「義務」から作るのではなく、
少々時間をかけても仲間のためになるものを作りたい!
 それが仲間、ひいては職員のためと思っています。


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